2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

展覽會【種村季弘の眼】&秋の氣配

東京の板橋區立美術館にて【種村季弘の眼 迷宮の美術家たち】といふ、没後十年を期した 展覽會が開催されてゐます。 種村さんに初めてお目にかゝつたのは1969年、澁澤龍彦さんが「血と薔薇」の編輯を降りら れた頃で、此の雜誌に連載された種村さんの「吸血…

十五夜&受贈本

新暦の十五夜(太陰暦八月十五日の夜)、白露(二十四節季の一)で、候鳥の交替季でもあります。露臺の矢筈芒(ヤハズススキ)も出穂(しゆつすい)してをりますが、此れを剪るのは忍びないので、近所の藪へ調達に。まづ心當たりの近場の藪へ出向きましたが…

長月朔日

新暦の長月朔日(二百十日、太陰暦の葉月八日)です。先週から曇天續きで外氣温が下がり、早朝は20度を切る涼しさ。朝顔はまだまだ咲き續けさうですが、芒は穗を出し始め、吾亦紅(ワレモコウ)の花も日毎に臙脂色を深めつゝあり、低空には高原から下りて來…