2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今年最後の園藝作業

氣温は低かつたものゝ風も無く穩やかに晴れたので、近所(自轉車にて6〜7分ほど)の ホームセンターに出向き、赤玉土と腐葉土を購入。21日に菅原多喜夫さんから届いた珍しい 球根と苗を鉢に植ゑ込む作業に取りかゝりました。 まづ姫浦島草(ヒメウラシマサ…

姨捨山は雪

午前6時、陽が差し始めたので外廊下に出てみると、昨夜來の強風雨で濡れた床から 寒氣が足を匍ひのぼつてくるやうな冷え込み、姨捨山を主峰とする更科の山並は眞白に なつてゐました。冷藏庫内がさみしくなつてゐたので、9時過ぎ、自轉車にて買出しに (左…

MY FAVORITE MUSIC*マラン・マレ「聖ジュヌヴィエヴ丘寺院の鐘」

Marin Marais《Sonnerie de Saint Geneviev du Mont-du-Paris》1723年初演 ヴィオロン violon(=ヴァイオリン)、ヴィオール viole(=ヴィオラ・ダ・ガンバ)、 クラヴサン clavecin(=チェンバロ、ハープシコード) 古樂の器樂曲では一番好きな曲です。初め…

名殘の紅葉、黄落

好天ゆゑ散歩に出たく思ふものゝ、だいぶ前から弱つてゐる左膝が數日前から痛みを増して 踏ん張ることが出來ず、出かけられません。辛うじて自轉車は右足でこげるので、買物の際は さうしてゐます。落葉樹の色づきも終焉が近づいてゐる氣配、此の邊は夜分に…

受贈本紹介

★G・K・チェスタトン/南條竹則譯『ポンド氏の逆説』 創元推理文庫 光文社古典新訳文庫『木曜日だった男』、創元推理文庫『詩人と狂人たち』に續いての新譯、 また南條さんの譯でチェスタトンが讀めるのは寔に嬉しき限りであります。中村保男譯か福田 恆存…

霜月三日

朝燒雲 楓 一枝のみ 滿天星(ドウダン) 晩秋の果實(いたゞきもの) 干柿 隣のコトラ 旅立ちを待つ蒲公英の種子 獨逸菖蒲の返り花